中1数学の勉強で重要なこと ①素因数分解 【4月・5月・1学期・中間期末】
はじめに
お疲れ様です!そんちょーです!
そんちょーは大学生時代、大手塾の塾講師として4年間働き、60名以上の中学生を指導し、成績をUPさせてきました。
今回は中学1年生の数学、特に4月・5月の勉強についてお伝えしていきたいと思います。
まずはじめに、小学生から中学生になって、「算数」は「数学」へと進化します。
数学の教科は算数の基礎基本があることを前提に進めていきますから、当然難しい内容も多くなります。
そうなると、授業の内容をしっかりと理解していかないとテスト前になって
やばい、やばい、やばい 汗
ってなるんですよね。
はじめにスタートダッシュをうまく切れれば、そのあとも順調に進んでいくことが多いです。
また、中1の内申点が変わらずにそのまま中3の内申点になる傾向も高いです。
しっかりと学習をしていきましょう!
また、数学のテストでは語句についての出題もあるので教科書にある言葉も載せていますので、数学用語をおぼえていくようにしましょう!
一番初めに習うのが、素因数分解の単元ですね。
素因数分解とは ・・・ 正の整数を素数だけの掛け算にすることです。
まあ、これだけでわかったら天才ですから!!
例を使って説明していきますね!
(ちなみにこの素因数分解という単元、以前は中学3年生で習うものでした)
大丈夫です!!頑張りましょう!
まず、素数の説明をしていきます。
素数とは ・・・ その数が1とその数以外に約数を持たないことです。
例えば 2、3、5、7などの数字です
見分け方は、九九を思い出してください!!
例えば!!
2は?
1×2 と 2×1 になりますよね!?
では4は?
1×4 と 4×1 と 2×2 になります。
違いわかりましたか?
3は?
1×3 と 3×1 になります。
6は?
1×6 と 6×1 と2×3 と 3×2 になります。
違いわかりましたか?
そう!
1×〇 と 〇×1 2通りしか表すことができない数字を素数と言います!
じゃあ例に挙げた素数を見てみましょう!
2、3、5、7
どれも2通りの掛け算でしか表すことができないですよね!
(中学数学では、1は素数に含みませんので注意)
では練習問題をやってまとめましょう!
問題①素数である数字はどれか?
2 4 5 8 9 10 11 12
正解は 2 5 11でした!!
4は2×2、8は2×4、9は3×3、10は2×5、12は3×4などがあります。
できていなかった人は、もう一度考えてみましょう!
よくあるのが「20までの素数を答えましょう」という問題。
素数を挙げると、
2、3、5、7、11、13、17、19 です。
語呂合わせで覚えてもいいかもしれませんね。
兄さん GO セブンイレブン 父さん いいな(と思って) (ついて)行く。
次に素因数分解についてです!
素数がわかればもう大丈夫です!!
素因数分解とは 正の整数を素数だけの掛け算の形にすることですしたよね。
例えば、6を素因数分解すると…
6=2×3 となります。
8を素因数分解すると…
まず 8=2×4 となりますが4は素数ではないので、4を分解していきます。
すると 8=2×2×2
よって 8=2×2×2 が答えとなります。
これですべて素数の掛け算で表すことができました。
では練習問題をやってまとめましょう!
問題:次の数を素因数分解しましょう。
① 4
② 10
③ 24
正解は
① 4=2×2
② 10=2×5
③ 24=2×2×2×3 でした!!
できなかった人はもう一度確認してみましょう!
最後に学校の定期テストは、解き方・考え方を知ること、問題演習を繰り返し、自分だけでできるようにすることで90点以上が取れるものばかりです。
学校のワークを何回も繰り返して、自分の力を伸ばしましょう!
注意!!
市販の教材を買う場合、
使っている教科書会社が学校ごとに違うので、自分が使っているものと同じものを選びましょうね!!