渡辺そんちょーの業務日報

社会人一年目の奮闘記

中1数学の勉強で重要なこと ②正の数と負の数 【4月・5月・1学期・中間期末】

はじめに

②正の数と負の数

 

お疲れ様です!そんちょーです!

 

そんちょーは大学生時代、大手塾の塾講師として4年間働き、60名以上の中学生を指導し、成績をUPさせてきました。

 

今回は中学1年生の数学、特に4月・5月の勉強についてお伝えしていきたいと思います。

 

まずはじめに、小学生から中学生になって、「算数」は「数学」へと進化します。

数学の教科は算数の基礎基本があることを前提に進めていきますから、当然難しい内容も多くなります。

 

そうなると、授業の内容をしっかりと理解していかないとテスト前になって

 

 

やばい、やばい、やばい 汗

 

ってなるんですよね。

 

はじめにスタートダッシュをうまく切れれば、そのあとも順調に進んでいくことが多いです。

また、中1の内申点が変わらずにそのまま中3の内申点になる傾向も高いです。

しっかりと学習をしていきましょう!

また、数学のテストでは語句についての出題もあるので教科書にある言葉も載せていますので、数学用語をおぼえていくようにしましょう!

 

②正の数と負の数

 

この「正の数と負の数」の単元が非常に重要になります!!

 

算数で扱ってきたのは、正の数というものです。

 

じゃあ、今から習う「負の数」って何かというと・・・

 

マイナスの数字です!!

 

     

        

まあ、これだけでわかったら天才ですから!!

例を使って説明していきますね!

 

小学校までは下の図のように

 

一番初めの点はでそこから数字が増えていくと思います。

 

ただ、数学になるとこれが・・・・

0を中心にして左右に数字がついていくようになります。

 

0のことを原点といいます。

 

原点を中心に右側がプラス(+)の世界、

原点を中心に左側がマイナス(-)の世界になります。

 

プラスとマイナスは正反対の方向と覚えましょう!

 

+の数字を正の数、-の数字を負の数といいます。

例えば、

0よりも3大きい数は?     +3

0よりも2小さい数は?     -2

といった感じで表していきます。

 

注意:① 0は正の数でも負の数でもありません。

   ② 正の数のなかで特に1や2、33などきれいな数字を自然数と言います。

 

まずは慣れですから練習問題やってみましょう!!

 

次の数字を符号を使って表しましょう。

①0よりも2大きい数は?

 

②0よりも0.5大きい数は?

 

③0よりも5小さい数は?

 

④0よりも0.5小さい数は?

 

     

 

正解は

①0よりも2大きい数は?   +2

 

②0よりも0.5大きい数は?  +0.5

 

③0よりも5小さい数は?   -5

 

④0よりも0.5小さい数は?  -0.5  でした!!

 

できなかった人はもう一度確認してみましょう!

 

次は文章からプラス、マイナスを読み取って書く練習をしましょう!

 

例としては、

①100m東を+100mと表すとき、200m西はどのように表すか?

 

解説  東と西は反対の方向なので、東が+の時、西は-になります。

よって   -200m となります。

 

②100円の利益を+100円と表すとき、300円の支出はどのように表すか?

 

解説  利益と支出は正反対のことなので、利益が+の時、支出は-になります。

よって  ー300円 となります。

 

さっそく、練習問題やってみましょう!

 

①東に200mを+200mと表すとき、西に500mはどのように表すか?

 

②100円の利益を+100円とするとき、250円の支出はどのように表すか?

 

③今日から2日後を+2日とするとき、今日から4日前はどのように表すか?

 

④西に300mを-300mとするとき、東に100mはどのように表すか?

 

   

 

正解は

①東に200mを+200mと表すとき、西に500mはどのように表すか?

-500m

②100円の利益を+100円とするとき、250円の支出はどのように表すか?

-250円

③今日から2日後を+2日とするとき、今日から4日前はどのように表すか?

-4日

④西に300mを-300mとするとき、東に100mはどのように表すか?

+100m

 

できなかった人はもう一度確認してみましょう!

 

最後に学校のテストでもよく出る、基準の変化について考えましょう!

 

基準の変化はどんな内容かというと、

Aくんは150cm、Bくんは170cm、Cくん190cmの身長のとき

①Aくんを基準にしたとき、Bくんは20cm高いので+20cmと表せます。

②Aくんを基準にしたとき、Cくんは40cm高いので+40cmと表せます。

 

では、Bくんを基準にしたときの、Aくん、Cくんはどのように表すかというと

 

Aくんは20cm低いので-20cm

Cくんは20cm高いので+20cmと表せます。

 

Cくんは基準が変わったときに表し方が変わりましたね!

 

基準が変われば、表し方も変わるということがわかりました。

 

最後に練習問題をやって確認しましょう!

 

下の表の時、次の問いに答えましょう。

Aくん

Bくん

Cくん

Dくん

Eくん

170cm

160cm

175cm

155cm

180cm

 

①Bくんを基準にしたときのEくんの身長は?

 

②Aくんを基準にしたときのEくんの身長は?

 

③Eくんを基準にしたときのDくんの身長は?

 

④Cくんを基準にしたときAくんの身長は?

 

     

正解は!

 

Aくん

Bくん

Cくん

Dくん

Eくん

170cm

160cm

175cm

155cm

180cm

 

①Bくんを基準にしたときのEくんの身長は?

+20cm

②Aくんを基準にしたときのEくんの身長は?

+10cm

③Eくんを基準にしたときのDくんの身長は?

-25cm

④Cくんを基準にしたときAくんの身長は?

-5cm となります!

 

できなかった人はもう一度確認してみましょう!

 

最後に学校の定期テストは、解き方・考え方を知ること、問題演習を繰り返し、自分だけでできるようにすることで90点以上が取れるものばかりです。

 

学校のワークを何回も繰り返して、自分の力を伸ばしましょう!